企業情報
屋根瓦から太陽光まで、
屋根のことなら 「ナカタケ」へ。
石川県金沢市に拠点を構えるナカタケは、
屋根瓦の製造・販売・施工を行う会社として50年以上の歴史を誇る屋根の老舗。
「屋根のことは瓦屋が一番良く知っている」という思いから、
太陽光発電が世に広まる前から太陽光発電設置に取り組み続け、
現在では北陸トップの施工事例を積み上げています。
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時は遡って昭和40年代。創業者の中村猛が当時、アルバイトでトラックを運転していたときに、誤って民家の屋根瓦を破損させてしまったことがありました。中村猛は地域の瓦店に修理を依頼したところ、当時は軒並み住宅の建築ラッシュ。どこに当たっても「忙しいから」と受けてもらえませんでした。通常なら意気消沈するところ、中村はそこに事業チャンスを見出し「それなら自分が瓦屋をやってみよう」と開業を決意。それが、現「ナカタケ」のすべての始まりです。
それから市内の瓦店で修行を積み、1966(昭和44)年に現「株式会社 ナカタケ」の前身である「中村瓦店」を立ち上げたのです。
立ち上げ当初の事務所は自宅兼用。瓦を運ぶトラックは同じ町内で畳屋を営む兄弟から借りてのスタートでしたが、業績は順調に拡大し、10年後には20人の社員を雇うまでに成長し、「ナカタケ瓦工業」という名で法人化するに至りました。
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時代は変わり90年代。「瓦屋は瓦だけという時代はもう終わり。これからの未来を見据えて私たちも自然エネルギーに携わろう」と太陽光への事業拡大を決意。当時広まりはじめたばかりの太陽光の設置工事は雨漏りなどの不具合も多く、屋根の事なら瓦屋が一番知っているということから不具合のない太陽光発電施工工事をいち早く研究して取り入れ、脚光を浴びることとなります。
そして1997年に社名から「瓦工業」を取り、現在の社名である「株式会社 ナカタケ」へと変更しました。
太陽光事業に乗り出すことを決めたとはいえ、直ちに事業化というわけにはいかず、本社に設置した研究室で、電気工事施工管理士、同工事士、瓦葺き技能工の社員が施策と実験による試行錯誤を重ねる日々が続きました。パネルの設置屋根に無駄に穴を空けず、かつ見栄え良く仕上げるために、パネルに配線を引き込む「配線瓦」を考案し、商品化へと漕ぎ着けました。また太陽光パネルに降った雪が一気に落ちる危険性を回避するために、太陽光パネルに積もった雪を瞬時に溶かすシステムを開発することにも成功したのです。
そして現在、太陽光発電システムの普及とともに30年以上の実績と経験を持つ北陸トップクラスの企業として、屋根と太陽光のプロフェッショナルの道を歩み続けています。
企業概要
- 社名
- 株式会社 ナカタケ
- 所在地
- 石川県金沢市須崎町ロ266番地
- 設立
- 昭和54年4月11日
- 資本金
- 2,000万円
- 代表取締役
- 中村 猛
- 営業品目
- スレート瓦販売・施工、各産地瓦販売・施工、板金工事、土木工事、太陽光発電販売・施工、電気設備設計・販売・施工、外壁工事、風力発電販売・施工
- 登録免許
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- 一般建設業許可 石川県知事 (般-27)第6632号 屋根工事業 板金工事業 土木工事
- 特定建設業許可 石川県知事 (特-27)第6632号 電気工事業
- 一般電気工作物 石川県知事 届出 第2007B007号
- (社)全瓦連瓦屋根診断技士 3名
- 職業訓練指導員免許(屋根科) 1名
- 国家検定一級かわらぶき技能士 13名
- (社)瓦屋根工事技士 3名
- 1級電気工事施工管理技士 1名
- 監理技術者 2名
- 第一種電気工事士 5名
- 第二種電気工事士 14名
- 2級土木施工管理技士 2名
- 専門職能
- 技術職45名 事務職5名(令和2年6月現在)
- 取引先金融機関
- 北国銀行 内灘支店、北陸銀行 問屋町支店、富山銀行 本店営業部
沿革
- 昭和44年5月1日
- 中村商店として創業
- 昭和54年4月11日
- 資本金500万円にてナカタケ瓦工業株式会社として設立
- 昭和57年3月1日
- 資本金1000万円に増資
- 平成9年2月1日
- 株式会社ナカタケに社名変更
- 平成19年11月7日
- 資本金2000万円に増資